特区政府康楽及文化事務署（LCSD）の主催による「香港博物館節／MUSEUM FEST HK 2023 」が１１月１～３０日に開催される。政府公報によると、今年のテーマは「香港有史、芸術、科学、博物館／Hong Kong H.A.S. (History. Arts. Science.) Museums」。市民に芸術と文化の素晴らしさを知ってもらうことを目的に 、LCSD管轄下の公立博物館および文化施設で８０に上るさまざまなプログラムが行われる。１１月４・５日にはオープニングイベントとして香港科学館で「異想天開大派對／A Fiesta of Imagination」を開催。その一環として、同館でミニ展覧車やインタラクティブ展示を通じナノサイエンスを紹介するほか、香港公共図書館では約３００冊の書籍をシェアできたり、管弦楽団による音楽演奏もある。社区節目辦事処では科学的要素を盛り込んだマジックショーも予定している。また、多くの博物館で１１月から新たな展示が始まるほか、セミナーやワークショップ、デモンストレーションを行う。香港科学館のスペースショーのバックヤードや文物修復ラボの仕事を解説するガイドツアーなども実施するという。このほか、香港芸術館、香港科学館、香港太空館は１１月末までの毎週金・土・日曜・祝日に開館時間を２３時まで延長するのでナイトミュージアムが楽しめる。香港太空館の望遠鏡を使ってビクトリア湾の夜景や星空が堪能できるイベントも魅力的だ。香港博物館節の詳細はウェブサイト（www.museums.gov.hk/mf2023）で案内している。（写真・政府新聞処）
