富山県高岡市福岡地域の少年野球チーム「福岡ヤングホークス」と、主に70歳以上の地元住民らでつくる「甲翔(こうしょう)古希野球同好会」が4日、市営福岡グラウンドで野球大会を開き、世代を超えて野球を楽しんだ。
野球離れが進む中、競技の振興を図ろうと「福岡町の爺(じい)ちゃんVS孫たち野球大会!!」(石澤義文大会長)と銘打って初めて企画した。
試合は和やかな雰囲気で笑いが起こる場面もあったが、選手たちのプレーは真剣そのもの。激しい乱打戦になり、福岡ヤングホークスが8-6で甲翔古希野球同好会に競り勝った。
福岡の高嶋大悟主将(12)は「相手チームのバッティングが思ったよりも強くて接戦になった。楽しかった」と話した。甲翔の畠山行治監督(78)は「これからトレーニングをして、次は絶対に負けない」と笑顔で語った。北日本新聞社後援。