“CGなしの爆破、決死のダイブ、高層ビルから飛び降りる” キム・レウォン、イ・ジョンソクが明かす『デシベル』撮影の裏側

『デシベル』©︎2022 BY4M STUDIO, EASTDREAM SYNOPEX CO., LTD, MINDMARK Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

トップスターのキム・レウォン × 若手実力派俳優のイ・ジョンソク × ボーイズグループ・ASTROのチャウヌで贈る、サウンドパニックアクション『デシベル』が、11月10日(金)より日本公開される。このたび、激しいアクションが見どころの本作の撮影の裏側を、主演キム・レウォンやイ・ジョンソクが初めて明かすフィーチャレット映像が解禁となった。

“騒音反応型爆弾”を止めろ!

大都会・釜山を舞台に、騒音反応型爆弾テロを起こす天才爆弾魔(イ・ジョンソク)と、その標的にされた元海軍副長(キム・レウォン)との攻防戦を描いた本作は、一瞬たりとも目が離せない予測不能なストーリーが展開される。物語が進むにつれ、テロリストの過去が紐解かれテロを起こすことになった理由が明かされたとき、言葉にならない感情を抱くに違いない。

そんな彼らの感情を代弁するかのようにエンディングで流れるのが、今作で初めてOSTにも参加となる、チャウヌの「LOVE SAILING」だ。柔らかくて甘い美声と明るいリードギターに、水が流れるようなドラムリズムの爽やかな雰囲気の楽曲が優しく包み込んでくれる。

CGなしの大爆発!決死のダイブ!体当たりのアクションシーン

本作のキーアイテムとなるのが、音に反応する独自の爆弾・騒音反応型爆弾“サウンドボム”。監督のファン・イノは、「騒音を感知すると時間が半減、そういう設定のほうが面白いかと。騒音が出やすい場所、爆弾が見つかりにくい場所、そういう観点で舞台となる場所を選びました」とロケ地を選んだ理由を明かし、その期待通り音であふれた日常が一瞬にしてテロの恐怖に陥る状況を見事に作り出している。

本作で体を張ったアクションを演じたキム・レウォンは、「波打つプールの中で芝居をやりました」と語り、本人が一番きつかったと明かしている大勢の人がいる中で水中に潜り爆弾を解除するシーンのメイキングを一部確認することができる。その他にもキム・レウォンは、カーチェイスでは自らハンドルを握り、高層ビルから命綱1つで飛び降り、イ・ジョンソクとの肉弾戦を繰り広げるなど、演じた役そのままに命懸けで撮影に挑んだ。

アクションシーンがCG&スタントなしなら、当然爆破シーンもCGなしのリアルだ。「特殊効果や美術担当が完璧にセッティングし実際に爆発させました」と話す爆破シーンは、全員が度肝を抜かれたほどの激しい勢い。映像からは出演者が爆風を受けて吹っ飛ばされる様子なども確認でき、その迫力は凄まじい。

さらに本作のもう1つのキーアイテムとなる“潜水艦”での撮影の様子も明かされ、外国の潜水艦を参考に作られたというセットは緻密かつ精巧であり、思わずキョロキョロと内部を見渡すチャウヌの姿も。潜水艦内での動きは実際に現役の艦長からレクチャーを受けるという徹底ぶりで撮影された。

テロ犯という悪役で孤独な役作りと戦ったイ・ジョンソクは、「テロ犯となると芝居の方向性がある程度限られてしまうので、新しい要素を足せるように努力しました」と話し、続けて「監督や先輩方にアドバイスを求めました」と撮影を振り返っている。実際キム・レウォンや監督と積極的に会話を重ねながら役を作り上げていくイ・ジョンソクの姿も見ることができる。苦手だと話すアクションシーンにも苦戦しながら挑み、完璧にこなしたアクションシーンは是非劇場で確かめてほしい。

ファン・イノ監督はチャウヌについても言及し、「チャウヌさんのシーンは全部難しいです。でも短い時間で完璧にやり遂げてくれました」と称賛するほど、チャウヌは本作で観る人を惹きつける魅力的な演技を披露している。

『デシベル』は11月10日(金)より新宿バルト9ほか全国公開

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