この勝利を弾みにしたいところだ。
【動画】ブルーノが劇的勝利に導く右足ショット!
公式戦2連敗中のマンチェスター・ユナイテッドは4日のプレミアリーグ第11節でフルアムのホームに乗り込み、1-0で勝利。前半にスコット・マクトミネイのゴールがVARで取り消される不運もあったが、プレミアリーグでは2試合ぶりの白星を掴んだ。
この試合も褒められる内容ではなかったが、勝利という結果に導いたのがポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス。0-0の90+1分にバイタルエリア中央でボールを持つと、鋭い切り返しからボックス中央に差しかかったところで右足をひと振りした。
最近ではキャプテンとしての資質を巡って賛否の声もあがるなか、それらのうっ憤を吹き飛ばすかのような一撃で勝利に貢献した29歳はクラブ公式チャンネルで「本当に良かった」と胸を撫で下ろしつつ、もっと余裕をもって勝ちたいとの本音が口をついた。
「また違った形で勝ちたかったけどね。もっとチャンスを作れたはずだ。ラストパスやボックスに達するまでの形で常に良い判断ができたわけではなかった」
「でも、勝ったし、ゴールも決められた。それこそが何より大事だ」
そんなユナイテッドは次戦、8日のチャンピオンズリーグ(CL)でコペンハーゲンとのアウェイ戦に。ユナイテッドでの通算200試合目に到達した主将はこの勝利をきっかけに挽回を期した。
「この勢いに乗らないといけない。勢いをつけようと話をしておいて、まだそれができていないしね」
「CLでの3ポイントがいかに大事かはわかっている。もうホームで対戦済みだし、タフな試合になる」
「彼らは良く組織され、崩すのが難しいチームだけど、アウェイでも勝ちたい。そのために全力を尽くす」