伝統野菜で長芋の一種「伊勢いも」の収穫が始まる タンパク質が豊富で強い粘りと癖のなさが人気

三重県多気町で伝統野菜「伊勢いも」の収穫が始まりました。

伊勢いもは長芋の一種ですが、形は丸く凹凸が多いのが特徴で、タンパク質が多い一方で灰汁は少なく、強い粘りと癖のなさで親しまれています。

この地域では現在17軒の農家が栽培を続けていて、作業では土に埋まった芋を機械で掘り起こし、根や土を丁寧に手で取り除いていきます。

ことしは日照りが強く、形やサイズはまばらながらも、出来は概ね良いということです。

収穫作業は11月末ごろまで続き、合わせて14トンが県内外に出荷される見込みです。

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