欠場者多く抱えながらアーセナル戦制したニューカッスル、指揮官が称賛 「気迫、姿勢、団結力は見事」

選手たちのパフォーマンスを称えたハウ監督[写真:Getty Images]

ニューカッスルのエディ・ハウ監督がアーセナル戦の勝利を振り返った。イギリス『BBC』が伝えた。

4日、プレミアリーグ第11節のアーセナル戦に臨んだニューカッスル。ケガやピッチ外の問題により、DFスヴェン・ボトマンやFWアレクサンダー・イサク、MFサンドロ・トナーリら戦力を複数欠く中、後半にFWアンソニー・ゴードンが奪った先制点を最後まで守りきり、リーグ戦2試合ぶりの勝利を掴んだ。

試合後、ハウ監督は粘り強く勝利をもぎとった選手たちの奮闘ぶりを称賛。ゴードンのゴールは3つの事象がVARで確認される際どいものであり、DFダン・バーンとMFジェイコブ・マーフィーが負傷交代するという難しい試合だったが、勝ち点3を手にしたのを誇っている。

「この試合を取り巻く状況も含め、我々は今、少し不運に見舞われている。選手たちが欠けているが、コンディションが良く、出場可能だった選手たちのプレーは信じられないほどのものだった。最後の気迫、踏ん張ろうとする姿勢、団結力は見事だった」

「普段の2チームの戦いはもっとスムーズなものだった。両チームとも勝つために戦わなければならないことはわかっていた。美しい試合ではなかった。空中戦が多かったことは、いかにハードな試合だったかを物語っている。ありがたいことに、我々は勝利を収めることができた」

また、ハウ監督はケガ人がさらに増えたことを嘆きながらも、チャンピオンズリーグ(CL)のドルトムント戦も含めた代表ウィーク前の2試合を今いる選手で戦い抜くと決意を新たにした。

「それ(負傷者)が懸念事項だ。今日のマイナスポイントはダン(・バーン)が負傷したことだ。ジェイコブ(・マーフィー)に関してはリスクを冒していることはわかっていた。彼は肩の手術を受ける予定だ」

「コンディションが整っている良い選手たちがまだいるし、彼らは起用可能だ。自分たちを哀れむつもりはない。インターナショナルブレイクまではまだ2試合あり、我々にとっては重要な一週間だ」

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