第102回全国高校サッカー選手権大会栃木大会第6日は5日、県グリーンスタジアムで準決勝2試合が行われ、矢板中央が2年ぶり、国学院栃木が22年ぶりの決勝に進んだ。
矢板中央は1-0で白鴎大足利に競り勝った。後半10分、FKからのボールに走り込んだDF梶谷皇光斗(かじたにじゅきと)がコースを変え、遠いサイドでMF井上拓実(いのうえたくみ)主将が頭で押し込んで先制。その後も堅い守備でこの1点を守り切った。
国学院栃木はPK戦で前回王者の佐野日大を撃破。0-1の後半14分に辻惟杜(つじゆいと)の左足のゴールで同点とし、7分後に再び辻の右足で勝ち越した。同33分に追い付かれたがPK戦ではGK菊田謙心(きくたけんしん)が1人目のシュートをブロック。国学院栃木は5人全員が決めて5-3で制した。
大会最終日は11日午後1時から、同会場で決勝が行われる。