ブギウギ第26回・スズ子、家族に見送られながら東京へ発つ

歌い踊ることを心から愛するヒロインが、やがて戦後を明るく照らすスター歌手となるまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。「バドジズってなんや?」と題する第6週(11月6日〜10日放送)では、新たに創設された「梅丸楽劇団」に移籍するため上京したスズ子が、人生のキーマンとなる作曲家の羽鳥善一と出会う。

東京へ発つ前に、実家の銭湯「はな湯」を見回すスズ子(趣里)(C)NHK

移籍を決意したヒロイン・スズ子(趣里)と秋山(伊原六花)は、期待と不安が入り混じりながら東京へと向かう。上京したスズ子たちは、辛島部長(安井順平)の手配で小村チズ(ふせえり)という女性が営む下宿で暮らすことになる。

スズ子たちが所属することになる「梅丸楽劇団」では、演出家の松永大星(新納慎也)らが、海外に負けないような画期的な男女混合のミュージカルを作ろうとしていた。そして、そこには作曲家の羽鳥善一(草彅剛)の姿もあり・・・。

本作は、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌の才能を開花させて上京したヒロインが、昭和を代表するスター歌手として激動の時代を生き抜いていく物語。

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