リバプールがルイス・ディアスの劇的同点弾で勝ち点1を拾う…【プレミアリーグ】

[写真:Getty Images]

遠藤航の所属するリバプールは5日、プレミアリーグ第11節のルートン・タウンと対戦し1-1の引き分けに終わった。遠藤はベンチ入りも出場機会はなかった。

4日前に行われたEFLカップ4回戦でボーンマス戦を下し、公式戦4連勝中の4位リバプール(勝ち点23)は、その試合のスタメンからサラー、ソボスライ、ジョー・ゴメス以外の8選手を変更。遠藤はベンチスタートとなった。

リーグ戦4試合勝利のない18位ルートン(勝ち点5)に対し、リバプールは12分に最初の決定機を創出する。最前線の動き出しに反応したアレクサンダー=アーノルドが絶妙なロングパスを供給すると、ボックス内でこれを収めたヌニェスがワントラップから右足を振り抜いたが、シュートは枠の上に外れた。

一進一退の攻防が続く中、リバプールは33分にグラフェンベルフが中央へのダイアゴナルドリブルからラストパスを送ると、ボックス内で受けたジョタがダイレクトシュート。しかし、これはGKカミンスキの好セーブに防がれた。

ゴールレスで迎えた後半も膠着状態が続く中、リバプールは65分にピンチ。左サイドをドリブルで突破したオグベネがボックス左から折り返しを供給すると、ファン・ダイクにディフレクトしたボールをモリスが合わせたが、飛び出してシュートコースを消したGKアリソンがファインセーブ。

1点が遠いリバプールは、66分にジョタ、ソボスライ、ジョー・ゴメスを下げてガクポ、エリオット、ツィミカスを投入する3枚替えを敢行。すると70分、ボックス手前のアレクサンダー=アーノルドが左クロスを供給すると、ゴールエリア右のサラーが頭で折り返したボールをヌニェスが詰めたが、シュートは枠の上に外れた。

しかし、リバプールは80分に失点を許す。自分たちのCKからロングカウンターを浴びると、ドリブルで持ち上がったバークリーが右サイドに展開すると、これを受けたカボレのクロスを、ゴール前に走り込んだチョンがすべり込みながらゴールに流し込んだ。

先制を許したリバプールは、84分にグラフェンベルフを下げてルイス・ディアスを投入。このまま試合終了かと思われたが、試合終了間際の95分にエリオットの右クロスをファーサイドから走り込んだルイス・ディアスがヘディングシュートを叩き込み、土壇場で追いついた。

しかし、試合はそのまま1-1でタイムアップ。リバプールは後半アディショナルタイムの同点ゴールによって下位相手に辛くも勝ち点1を拾う結果となった。

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