小山・野木・栃木を巡る 自転車フェスタに491人 自然と景観楽しむ3コース

勢いよく出発する参加者ら

 【小山・野木・栃木】自転車で2市1町を巡る「サイクルフェスタ~走ってみよう おやま・のぎ・とちぎ~2023」が4日、外城(とじょう)の小山総合公園を発着点に行われ、県内外から491人が参加した。

◇ほかにもWeb写真館に写真

 2市1町でつくる同フェスタ実行委員会主催。2014年に始まった「ツール・ド・おやま」を継承するイベント。

 順位やタイムは競わずに、各市町の自然と景観を楽しんでもらおうと、25、60、80キロの3コースで実施。参加者は自転車に乗り、渡良瀬遊水地や野木ホフマン館などを巡った。今回からコースに加わった栃木市では、部屋南部桜づつみ公園にエイドステーションが設置された。

 ゲストライダーとして参加した、自転車ロードレースチーム宇都宮ブリッツェンの本多晴飛(ほんだはるひ)選手は開会式で「ハンドルをしっかり握って、景色に気を取られて前方不注意にならないよう走ってほしい」と呼びかけた。

© 株式会社下野新聞社