闇に浮かぶ錦の輝き 日光山輪王寺で庭園ライトアップ 次回は10~12日

明かりに浮かび上がる逍遥園の紅葉に見入る人たち=5日午後5時20分、日光市山内

 紅葉の名所である世界遺産・日光山輪王寺の日本庭園「逍遥園(しょうようえん)」で5日夜、恒例のライトアップが行われた。光に照らされた木々が夜闇に浮かび、庭園は幽玄な雰囲気に包まれた。

 同寺は紅葉の見頃に合わせて毎年実施している。庭園は江戸時代の造園家小堀遠州(こぼりえんしゅう)が手がけたと伝えられ、中央の大きな池の周囲にカエデ類などが分布している。

 紅葉が見頃を迎え、ライトアップでは赤や黄に染まった木々を優しい光が照らした。訪れた観光客らは池の周りを歩きながら、この時季だけの景色を楽しんでいた。

 同寺の今井昌英(いまいしょうえい)執事長(66)は「夏の異常な暑さの影響を心配したが、きれいに色づいてくれた。昼と夜では雰囲気が違うので、多くの人に美しい紅葉を楽しんでほしい」と話した。

 ライトアップは10~12日(午後4~7時)にも行われる。

明かりに浮かび上がる逍遥園の紅葉に見入る人たち=5日午後5時20分、日光市山内

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