五島市内で「絶景福江島マラニック大会」 長崎県内外の参加者 絶景楽しむ

鬼岳や朝日を背に走る参加者=五島市野々切町

 「絶景福江島マラニック大会」が5日、五島市内であり、約180人が歩いたり、走ったりして五島の豊かな自然を楽しんだ。
 マラニックはマラソンとピクニックを合わせた造語。市スポーツ協会などでつくるスポーツ愛ランド五島推進実行委員会が交流人口の拡大を目的に開き、4回目。同市を中心に山形や長野など県外を含め、81キロの部に23人、26キロの部に155人が出場した。
 81キロの部は午前6時に市中央公園陸上競技場(三尾野町)をスタート。同市のシンボル鬼岳や高浜海水浴場などの景勝地を巡り、同公園市民体育館前にゴールした。
 参加者は景色を写真に収めるなど思い思いのペースで自然を満喫。約6~8キロごとに置かれた給水所では特産のすり身揚げやかんころもちなどの軽食が振る舞われた。福岡県から参加した陣内裕一郎さん(49)は「朝日に照らされた海や山の景色が絶妙。(給水所ごとの特産品を)全て食べたい」と笑顔で話した。

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