【速報】広島・遺体損壊遺棄事件 逮捕の男(31)を鑑定留置 刑事責任能力を判断へ 広島地検

広島市で知人男性を殴るなどして殺害し遺体を切断・遺棄した疑いで、31歳の男が10月に逮捕された事件で、広島地検は6日、男の刑事責任能力を判断するため、鑑定留置を始めたと明らかにしました。

この事件は、おととし10月、広島市佐伯区皆賀の無職・渡部大地 容疑者(31)が、佐伯区にある親族宅で知人の 植木秀俊 さん(当時70)の顔などを石のようなもので殴るなどして殺害し、その後、遺体を切断して一部を海などに遺棄したとして、死体損壊・遺棄と殺人の容疑で10月に逮捕されたものです。

広島地検は6日、渡部容疑者の刑事責任能力を判断するため、鑑定留置を始めたと発表しました。

期間は6日から来年2月5日までを予定しています。

渡部容疑者は逮捕段階では、警察の調べに対して「殴ったことは間違いないが殺してはいません」と殺人容疑を否認している一方で、遺体の損壊・遺棄については容疑を認める供述をしているということです。

警察は遺体の一部や殺害などに使われた凶器を捜索していますが、これまで発見にはいたっていません。

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