佐賀県建設業協会の青年部が、県内七つの保育園やこども園で砂場を抗菌化するボランティア活動「砂場クリーン作戦」を行った。10月28日には同協会佐賀の10人が、佐賀市の認定こども園くぼたの砂場に抗菌砂を入れてきれいにした。
粒子の細かい真砂土に入れ替えた後、抗菌砂を加えてスコップで混ぜ合わせた。園児らは興味津々の様子で作業を見守り、スコップを手に参加する子もいた。終了後、子どもたちは「冷たくて気持ちいい」とはしゃぎながらはだしで砂山に登ったりして遊んだ。
同園の石丸公大園長(41)は「どの学年の子どももみんな砂遊びが大好き。たくさんの砂をいただき、これからも元気に遊べる」と感謝した。同協会佐賀の高橋真哉青年部長(47)は「きれいな砂場で安全に楽しく遊んでほしい。活動を通じて、建設業への親しみも持ってもらえれば」と笑顔を見せた。
活動は2010年度に始まり、これまでに県内135園で実施している。(伊東貴子)