滝姫の第7子、名前は「鈴音」 滝沢、24年にもチャグ馬行進参加

新たな市有馬として命名された鈴音(右)と滝姫

 滝沢市の市有馬「滝姫」(11歳)が5月に出産した雌の子馬の名前が「鈴音(すずね)」に決まった。3日に同市砂込の馬っこパーク・いわてで命名式が行われ、関係者が元気な成長と今後の活躍を願った。

 名前の考案者ら約30人が出席。武田哲市長が「チャグチャグ馬コと言えば鈴の音。その鈴の音を未来永劫(えいごう)響かせてほしいという願いを込めた」と選考理由を説明した。

 鈴音は5月22日に滝姫の第7子として誕生。7月に名前を募集し、全国から417件の応募があった。5人が鈴音を考案した。市有馬は3世代目となり、早ければ来年のチャグチャグ馬コの行進行事に参加する。

 同市は、鈴音や滝姫の飼養管理や装束馬の派遣事業などに活用するため、ふるさと納税制度を利用したクラウドファンディングで来月6日まで寄付を募っている。

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