精力的に歌手活動に取り組む大泉洋のこれまでの音楽活動

俳優の大泉洋が今月2日、自身が司会を務めるNHK総合の音楽番組「SONGS」に生出演し、10月31日に発売したばかりの新曲「あの空に立つ塔のように」をテレビ初生歌唱した。

同曲は同じ北海道出身の安全地帯・玉置浩二がプロデュース、作曲し、大泉自身が作詞。12月に始まる生誕50周年記念のリサイタルツアーで、この曲を披露、2月には日本武道館での公演も控えている。

この日のMCの桑子真帆アナから「本日のゲスト、歌手・大泉洋さんです」と紹介されて登場した大泉はかなり緊張気味。それでも、04年2月13日に「ミュージックステーション」(テレビ朝日)に出演した時以来と言う自身の歌を生歌唱した。

歌い終えた大泉は、「リハーサルから何回か歌いましたけど、一番気持ちよく歌えました。ミスなく歌えて良かった」と満足そうな笑顔を見せた。

大泉は10月10日には歌手・JUJUの京都公演に飛び入りし、安全地帯の名曲「じれったい」をサプライズでデュエットしていた。

12月21日、22日の仙台公演からスタートする50周年記念リサイタルツアーは5都市全9公演、約2万9000席のチケットは既に完売し、来年2月2日に東京・日本武道館で開催するツアーファイナルのライブビューイングおよびディレイビューイングが決定した。

同ツアーは大泉ら演劇ユニット・TEAM NACSのメンバー(森崎博之、安田顕、戸次重幸、音尾琢真)が、それぞれ表現したい世界を形にするソロプロジェクト「5D2-FIVE DIMENSIONS II-」第3弾として企画された。

「今は俳優として売れまくり、おおみそかの紅白など歌番組は司会としておなじみの大泉だが、NACSの活動ではその歌声を存分に披露していた。それどころか、企画で複数の楽曲の作詞・作曲も手掛けている。俳優業が忙し過ぎてなかなか歌手活動ができなかったが、歌手としての大泉の魅力も存分に発揮してくれそうだ」(レコード会社関係者)

盟友である歌手・俳優の福山雅治とのコラボにも期待したい。

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