大河ドラマ「どうする家康」第43回・関ヶ原の戦い

江戸幕府初代将軍・徳川家康の生涯を松本潤主演で描く大河ドラマ『どうする家康』(NHK)。「関ヶ原の戦い」と題する第43回(11月12日放送)では、ついに関ヶ原にて天下分け目の大戦が始まる。

『どうする家康』第43回より、戦場に立つ本多忠勝(左・山田裕貴)と徳川家康(松本潤)(C)NHK

会津の上杉征伐に向かう家康(松本潤)のもとに、石田三成(中村七之助)が挙兵したという知らせが届いた前回(11月5日放送)。小山では軍議が開かれ、西国大名の多くが三成につくなか、家康は天下分け目の戦に臨むために西へ戻ると宣言する。

一方、京では千代(古川琴音)とともに伏見城を守る鳥居元忠(音尾逐真)が、三成の大軍に囲まれ、最期の時を迎えるのだった。

第43回では、家康の息子・秀忠(森崎ウィン)率いる主力軍が真田の罠にはまってしまい、戦いに間に合わずにいた。このままでは数で圧倒的に西軍に劣るため、家康は野戦での勝負を決断。関ヶ原を決戦の地に選び、大量の密書をばらまいて敵に切り崩しを仕掛ける。

一方、呼応するように兵を進め優位に立つ三成。両陣合わせ15万が集結した関ヶ原で、ついに天下分け目の大戦が始まる。その頃、大坂では家康の調略に動揺する毛利輝元(吹越満)に、茶々(北川景子)が不満を募らせて・・・。

本作は、襲い来る窮地に次々と決断を迫られながらも、個性派ぞろいの家臣団と力を合わせて生き延びてきた男が、天下統一に辿り着くまでの物語。放送はNHK総合で毎週日曜・夜8時から、BSプレミアムは夕方6時から、BS4Kでは昼12時15分から。

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