JR山陽線 「瀬野八(セノハチ)」で車輪が空転 列車動けず一部区間で終日運転見合わせ 雨や落ち葉が原因か 広島

JR山陽線で列車の車輪が空転し動けなくなったため西条-瀬野駅間で運転を見合わせています。JR西日本は、この区間について6日は、終日運転を取りやめるということです。

JR西日本によりますと6日午後3時35分ごろ、JR山陽線の東広島市の八本松駅と広島市の瀬野駅の間で、列車の車輪がレールの上を滑り、前進できない状態になりました。

係員が滑り止めの処置をし、午後4時過ぎには一度、運転を再開しましたが、再度、車輪が空転し動けなくなったため、順次、列車の運転を見合わせました。この影響で西条-瀬野駅間で運転を見合わせていてましたが、再開のめどがたたず、この区間は終日運転を取りやめるということです。

JR西日本によりますと、レールの上を車輪が滑る現象は「空転現象」と呼ばれていて、雨や落ち葉の影響で車輪とレール間の粘着力が低下することで発生するということです。

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