季節外れの暑さが続く中、京都市の最高気温が11月6日、25度に達し、5日連続で夏日（最高気温25度以上）を記録した。11月の夏日は計5日となり、観測史上最多を更新した。
11月の夏日は観測を始めた1880年から昨年までで計20日しかなく、1940年の計4日が最多だった。今年は京都市中京区で2～6日に25～26.5度を記録。同期間に福知山市や京田辺市、東近江市など京滋の9地点で11月としては1番の暑さが観測された。
京都地方気象台によると、近畿地方は高気圧に覆われたことをはじめ、太平洋の海水温が平年より高く、南から流れ込む暖気が高温になったことなどが影響したという。今後、暑さは和らぎ、週末にかけて平年並みになる見通し。
