草花彩る「ハンギングバスケット」に癒されて 大津市の女性サークルが展示会

秋の草花で彩られたハンギングバスケットと講師の佐野さん(大津市柳が崎・びわ湖大津館)

 植物を植えてつり下げたり、掛けたりする花鉢「ハンギングバスケット」の展示会が大津市柳が崎のびわ湖大津館で開かれている。

 同市のサークル「おしゃれガーデニング『花ブローチ』」が今年で発足20周年を迎えることから企画した。会場では講師と生徒の作品約20点を展示。秋の草花を中心に、椅子型のバスケットや高さ180センチを超える大きな作品が会場を彩り、来場者を魅了している。

 元大津市職員で、今は同サークルの講師を務めている佐野明子さん(82)=同市陽明町=は、職業を持つ女性が仕事の他に趣味を持つことが大切だと考え、サークルを始めたという。「花を見て怒る人はいない。バスケットは通りがかった人を癒やしてくれる」と話す。

 5日まで。入場無料。

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