ルノー、ルーテシアに“現行モデル最後”の特別仕様車設定。360°カメラとBOSEサウンドを搭載

 ルノー・ジャポンは11月6日、ルノーの主力コンパクトカーである『ルーテシア』のフルハイブリッドモデルと、1.3リットル直噴ターボガソリンの各モデルに“現行モデル最後”の特別仕様車を設定。ともに12月7日(木)から全国のルノー正規販売店で販売を開始すると発表した。

 ルノー・ルーテシアはマイナーチェンジのタイミングを迎えており、まもなく現行モデルの生産が終了する。これを前に、ダイレクトかつスムーズなドライブフィールと燃費に優れたハイブリッドシステムを搭載した“E-TECH FULL HYBRID”には、オペラの幕間に流れる間奏曲を意味するアントラクトを冠した『ルーテシア・アントラクトE-TECH FULL HYBRID』が、131ps/240Nmを発揮するパワフルで高効率なエンジンに、パドルシフトを備えた電子制御7速ATを備えた“インテンス”には、その名が最後の特別モデルあることを示す『ルーテシア・インテンス・エディションフィナル』が設定された。

 このふたつのモデルには、ユーザーからの要望が多い360°カメラと9スピーカーのBOSEサウンドシステムが共通の特別装備として奢られる。

 パワートレインに1.6リットルNAガソリンエンジンと2モーター・ハイブリッドシステムを組み合わせる前者は、この他にもレザーシートや前席シートヒーターといった充実装備が設定され、さらに『ルーテシアE-TECH エンジニアード』で好評のボディカラー“グリ・シスト・メタリック”が外装色のひとつに用意された。

 同じく“グリ・シスト・メタリック”を含む4色のボディカラーが設定されるガソリンモデルの特別モデルには、前述の共通装備に加えてレーンセンタリングアシストが備わっている。

 価格は『ルーテシア・アントラクトE-TECH FULL HYBRID』が384万円、『ルーテシア・インテンス・エディションフィナル』は314万円(ともに税込)だ。冒頭に述べたとおり両車の発売日は12月7日(木)となっている。

ルノー・ジャポン公式サイト:https://www.renault.jp/

ルノー・ルーテシア・アントラクトE-TECH FULL HYBRID(インテリア:インパネ周り)
ルノー・ルーテシア・アントラクトE-TECH FULL HYBRID(インテリア:レザーシート)
2023年12月7日(木)から発売される『ルノー・ルーテシア・インテンス・エディションフィナル』の走行イメージ
両特別モデル共通装備品となるBOSEサウンドシステム
ルノー・ルーテシア・インテンス・エディションフィナル(インテリア:インパネ周り)

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