広島の課題① 「まちづくり」を考える 

広島の「まちづくり」を考えます。

児玉比呂記者「広島駅ビルが新しくなります!6日も工事が進んでいて、骨組みはほぼできあがっているような印象です。近くに来ると、思わず見上げてしまうほどの存在感があります。工事の音も聞こえてきて、間近でその様子が確認できます」

2025年春の開業を目指している新しい広島駅ビル。注目は路面電車が駅の2階に乗り入れる点です。

ショッピングセンターや映画館が入るなどにぎわいの場としても期待がかかります。

「(駅ビルが)観光名所の一つになるといい」「(乗り換えが)不便だなと思っているのでスムーズになればみんなもっと利用しやすい」

年内に完成予定の新サッカースタジアム。全国的にも少ない都心型のスタジアムです。2日、日本サッカー協会の田嶋会長が視察に訪れました。

JFA田嶋会長「皆さんが集える環境にある都市型の一番いい例のスタジアム。必ずA代表、なでしこの試合を持ってきたいとあらためて思いました」

勢いづく再開発ですが歴史に幕を閉じる施設もあります。そごう新館は9月末をもって閉館…広島の魅力の低下につながる可能性もあります。

一方、福岡市の中心部では100年に1度と言われる再開発が進んでいます。

児玉記者「広島のまちづくりについて街の人はどのように感じているのでしょうか、聞いてみました」

子どもが遊べる施設がない

「遊園地とか子どもが遊ぶところがなかなかないですよね」「公園しか(遊ぶところがない)」

空港、交通の便

「空港までの移動が大変。トラブル起きたら時間に間に合わない。市街地から40分から1時間くらい移動に時間かかる」

一方で再開発が進む街に期待する声も聞かれました。

「駅が工事したりとかスタジアムができたりというのは活性化、発展していると思う」「サッカーだけじゃなくて、みんなが集う場所になって欲しい」

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