【サッカーACL】I組首位・J1川崎フロンターレが7日にパトゥム戦 元同僚チャナティップ迎え撃つ

BGパトゥム戦の前日会見に出席した川崎の鬼木監督(左)と瀬古=等々力

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は7日、1次リーグ第4戦が行われ、I組首位の川崎はホームでBGパトゥム(タイ)と戦う。6月まで川崎に在籍した同国代表MFチャナティップを迎え撃つ立場となり、6日に会見した鬼木監督は「ここでまた会えることはうれしく思うが、厳しい姿勢で挑まないと自分たちの目標に到達できない。心を鬼にして戦わないといけない」と表情を引き締めた。

 アウェーでの前回対戦は高温多湿の環境に苦しみながらも、4―2で勝利し、1次リーグ3連勝を飾った。相手のキーマンはJリーグで通算7年間プレーし、攻撃のかじ取り役を担うチャナティップ。指揮官は「彼から供給されるパスで危険なシーンが多く生まれる。気持ちよくプレーさせないことが非常に重要」と警戒した。

 BGパトゥムの会見に出席したチャナティップは、「ここに戻ってこられて幸せ。川崎はとてもタフでJリーグのトップクラブだが、我々は勝ち点を持ち帰るためにここにきた。チームメートとベストを尽くしたい」と意気込んだ。

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