「県の話だけでは理解できない」川勝平太静岡県知事の“新文化施設構想”発言めぐり 東海財務局職員の参考人招致決める=静岡県議会総務委

川勝平太静岡県知事が県議会にはからずに、静岡県三島市での新たな文化施設の構想を外部に語った問題について、県議会の総務委員会は11月6日、土地をめぐる事実関係を確認するため、11月中に東海財務局の職員を参考人として招致することを決めました。

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<静岡県議会 総務委員会 西原明美委員長>
「県と国との協議内容を確認するため、東海財務局の職員を参考人として招致し、調査することとしたいと思うが、いかがですか?」
「異議なし」

6日に開かれた川勝知事の発言を審査する県議会の総務委員会。川勝知事は10月、外部との懇談会で三島市の国有地に「東アジア文化都市」の発展的継承センターを作りたいと発言し、「県議会に諮る前で時期尚早だった」として問題視されました。

これを受け、総務委員会は6日、国有地をめぐる国と県の協議内容などを確認するため、東海財務局の職員を参考人として招致することを決めました。

<静岡県議会 総務委員会 西原明美委員長>
「県の話だけでは理解できないところがあるので、東海財務局の立場からどのような話が本当にされたのか事実確認をしたい」

総務委員会は事実関係を確認した上で、川勝知事への謝罪や訂正の申し入れについて話し合う方針です。

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