栃木SC時崎監督、今季限りで退任 後任は未定

時崎悠監督(栃木SC提供)

 サッカーJ2栃木SCは6日、時崎悠(ときさきゆう)監督(44)が今季限りで退任すると発表した。後任は未定。

 福島県出身で作新学院高出の時崎監督は2022年シーズンからチームを率い、1季目は11勝16分け15敗で22チーム中17位で終わった。今季も得点力不足や終盤の失点で勝ち点を失う試合が多く、41試合を終えて10勝14分け17敗の18位。9月に一時12位まで浮上したがその後4連敗し、第41節の東京V戦を前にした4日にJ2残留が決まった。

 今季最終節は12日、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで磐田戦が行われ、チーム最後の指揮となる。

 時崎監督はクラブを通じ「2年間、共に戦ってくれた全ての皆さまに感謝しかありません。最低限のJ2残留しか果たせませんでしたが、ホーム最終戦は選手たちと真正面から相手にぶつかっていきます」とコメントした。

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