グアルディオラ監督、グリーリッシュとドクに“怒り”を求める

写真:今夏のドクの加入により、出場機会を減らしているグリーリッシュ

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、選手たちに“怒り”を求めた。イギリス『BBC』電子版が伝えている。

現地時間11月4日に行われたプレミアリーグ第11節ボーンマス戦において、マンチェスター・シティは6-1と快勝した。この試合では左サイドMFとして出場したベルギー代表MFジェレミー・ドクが1ゴール4アシストの大活躍を見せたが、これを受けて同じポジションのイングランド代表MFジャック・グリーリッシュに向けて、グアルディオラ監督は次のように説いた。

「ジャックには怒ってほしいし、いいプレーをしてほしい。それが、あのレベルで一貫性を保つための方法だ」

グリーリッシュは昨シーズン、主力として活躍していたが、今シーズンは新たに加入したドクの台頭により、ベンチを温める機会が増えていた。その状況を踏まえてグリーリッシュに奮起を促したのだが、一方で第10節マンチェスター・ユナイテッド戦においてグリーリッシュが見せたパフォーマンスを評価することも忘れなかった。

「オールド・トラッフォードでの彼のプレーは、左サイドのポジションに落ち着きを与えてくれた。それは我々にとって決定的だった」

そしてボーンマス戦で活躍したドクに向けても、慢心しないよう伝えている。

「そしてドクだ。彼にはその前の2試合(リーグ第10節マンチェスター・ユナイテッド戦とUEFAチャンピオンズリーグのヤングボーイズ戦)でメンバー外になったことに腹を立ててほしい」

ドクとグリーリッシュがいる左サイドのみならず、グアルディオラ監督は全ポジションで選手たちがハイレベルな競争を見せることを望んだ。

「我々には全員が必要だ。これからたくさんの試合があり、全員が戦わなければならない。そうすれば我々は試合に勝てるようになるだろうし、全員がハッピーになれる。それが、我々がしなければならないことだ」

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