【ミャンマー】瀾滄江—メコン川協力、高官会議を開催[経済]

ミャンマーの首都ネピドーで3日、メコン川流域の国際協力に向けた取り組み「瀾滄江—メコン川協力(LMC)」の第10回高官会議が開催された。

中国外務省の発表によると、中国の農融(のう・ゆう)外交部部長助理(Assistant Foreign Minister Nong Rong)とミャンマー外務省のマーラータンタイク国際組織・経済発展局長(Daw Marlar Than Htaik, Director-General of the International Organizations and Economic Department of the Ministry of Foreign Affairs)が共同議長を務め、両国のほか、カンボジア、ラオス、タイ、ベトナムの高官が出席。LMCの過去1年間の活動を振り返り、意見を交わした。

農融氏は、6カ国は過去1年間、地域の発展に重点を置く、実際的かつ効率的なプロジェクトを実行するというLMCの目標を実施し、域内の住民らに利益をもたらしたと強調。中国は引き続き、加盟諸国と協力して新型コロナウイルス禍後の経済回復や開発に取り組み、同地域内の発展と安全保障を確保していくと方針を示した。

出席者らは、LMC発足から7年間で達成した成果を高く評価し、コロナ禍後の経済回復や持続可能な開発に対する中国の支援に謝意を表明した。メコン川流域に暮らす全ての人々の利益のため、LMCをさらに推進していくことを確認した。

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