【タイ】今年の昇給率4.58%、ボーナスは2.57カ月分[経済]

タイ人事管理協会(PMAT)は、企業調査の結果をもとに、2023年のタイ企業の昇給率が平均で4.58%、24年は4.64%になるとの予測を示した。また23年の賞与の平均支給額は月給の2.57カ月分だという。プラチャーチャート・トゥラキットの最新号が報じた。

23年の昇給率が最も高い業界は石油化学・化学の5.25%。テクノロジーの5.05%、消費財の5.02%が続いた。24年も石油化学・化学が5.33%でトップとなり、消費財の5.17%、不動産・建設の4.83%がこれに続くとみている。

23年の賞与が最も高いのは自動車業界で4.45カ月分。石油化学・化学が3.15カ月分、農産物・食品が2.59カ月分と続く。

24年の賞与の平均支給額は前年並みの2.57カ月分。自動車業界の4.29カ月分が最高で、テクノロジーの2.71カ月分、石油化学・化学の2.65カ月分が続くと予測した。

調査は10業種の企業125社を対象に実施した。

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