全国高校ラグビー長崎県大会 4強が出揃う 18日に準決勝 

【準々決勝、佐世保工-島原工】前半20分、島原工のFB坂田が左中間にトライ=県営放虎原ラグビー場(田中英樹撮影)

 ラグビーの第103回全国高校大会県大会第3日は5日、大村市の県営放虎原ラグビー場で準々決勝4試合が行われ、長崎南山、島原工、長崎北、長崎北陽台のシード4校が準決勝に進んだ。
 この日一番の好カードとなった佐世保工-島原工は、島原工が前半9分にCTB田中のトライ(ゴール)で先制すると、その後も相手のミスを逃さずにカウンター攻撃を仕掛け、田中、FB坂田で3トライ(1ゴール)を追加。24-0とリードを広げた。佐世保工も28分に1トライ(ゴール)を返して、点の取り合いとなった後半20分に10点差まで詰めたが、最後は島原工が43-28で競り勝った。
 第1シードの長崎南山は大村工の挑戦を64-0で退けた。6連覇を狙う第2シードの長崎北陽台は諫早農に86-0で快勝。長崎北も海星を107-14で圧倒した。
 第4日は18日、同ラグビー場で長崎南山-島原工(11時)、長崎北-長崎北陽台(12時20分)の準決勝2試合を実施する。  

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