首位撃破は「公平な結果」 古巣相手に勝利のチェルシー指揮官はハットのジャクソン称賛「彼のことを考えると嬉しい」

古巣トッテナム相手に勝利を収めたチェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督[写真:Getty Images]

チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、ライバル撃破を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。
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6日、現在プレミアリーグ首位に立つトッテナムとの第11節に挑んだチェルシー。いきなり失点を許す厳しい展開になりながらも、お互いオフサイドやファウルでゴールを取り消された後に迎えた27分、相手DFクリスティアン・ロメロが危険行為で一発退場になると、そこで得たPKをMFコール・パーマーが決めて同点に。後半はトッテナムにさらなる退場者が出て9人になったこともあり主導権を握ると、FWニコラス・ジャクソンにハットトリックが生まれ4-1で勝利した。

“ロンドン・ダービー”で古巣に今シーズン初黒星を与えたポチェッティーノ監督は妥当な勝利だったと振り返りつつ、ハットトリックのジャクソンについても称えている。

「我々は勝利に値すると思う。最初の15分間こそトッテナムが優れていたが、その後は我々が優位に進めていただろう。パフォーマンスは良く、相手にミスを強いた。試合中の出来事すべてを見れば、結果は公平だったと思っている」

「トッテナムは首位に立ち、非常に良いプレーをしていから、自信に満ちていた。 我々としてはできる限り最高の状況で戦うため、ここにやってきたんだ。このパフォーマンスは我々が本当に優れていることを示しており、それ以上言うことはない」

「今日は感情をコントロールすることが重要だった。このタイプの試合では、感情さえコントロールすれば勝利を掴める。90分、今日は(アディショナルタイムが長い影響で)110分だったが、感情をコントロールすることが本当に大切だった」

「ストライカーは得点がなければ苦しむことを我々は知っている。だから、ジャクソンのことを考えると嬉しい。彼は本当に若い選手であり、この夏クラブにやって来たばかりだ。チェルシーでプレーするのは簡単ではないさ。勝利とトロフィーを掴んできた歴史があるんだ」

「だからこそ、我々はコーチングスタッフとしてプレーする方法を彼に提供して、冷静に物事を評価しなければならない。自信は見られるし、彼は後押しを受けるに値する選手だ。だから、私はとても満足している」

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