しめ縄づくり 農家5軒が年間およそ30万個を出荷 大小23種類 500円ほどの小ぶりなものが人気

愛知県岡崎市で正月の縁起物「しめ縄」作りが最盛期を迎えています。

岡崎市の大門(だいもん)地区では、明治時代から農家の人たちが副業としてしめ縄作りをしていて、今では5軒が年間約30万個を出荷する県内一の生産地です。

このうち蜂須賀政幸さんの家でも、朝早くから作業に追われ稲わらの香りが立ち込める中、稲を編み上げたり切り揃えたりして慣れた手つきで次々と仕上げていきます。

しめ縄は、横に長い「大根(だいこん)じめ」や、縄を丸く結んだ「玉じめ」など大小23種類が作られ、最近では500円ほどの小ぶりなものが人気だということです。

しめ縄作りは12月20日ごろまで続き、東海3県や長野県に出荷されます。

© CBCテレビ