ナ・リーグを制したDバックス ロブロ監督と2026年まで契約延長へ

MLB公式サイトでダイヤモンドバックスを担当するスティーブ・ギルバート記者が関係者から得た情報によると、今季チームを22年ぶりのリーグ優勝に導いたトーリ・ロブロ監督は2026年シーズンまでの契約延長を与えられたようだ。ロブロ監督は今年6月の時点で2024年シーズンまでの契約延長を与えられており、今季2度目の契約延長ということになる。マイク・ヘイゼンGMは2028年まで契約を延長しており、少なくともあと3年はヘイゼン&ロブロのコンビがチームを牽引していくことになった。

ヘイゼンGMはレギュラーシーズン終了の時点で2028年までの契約延長に応じたが、その時点でポストシーズン終了後にロブロ監督と契約延長について話し合う意向を示していた。ヘイゼンGMとロブロ監督はレッドソックス時代からともに仕事をしてきた仲であり、ヘイゼンはダイヤモンドバックスのGMに就任した直後、レッドソックスのベンチコーチを務めていたロブロを監督に招聘。それ以来、ヘイゼン&ロブロの体制が続いている。

両者の信頼関係は厚く、ダイヤモンドバックスが2021年に110敗を喫したときも、ヘイゼンGMは「チームの低迷は監督の責任ではない」とロブロ監督に責任を押し付けるようなことはせず、ロブロ監督への信頼を失わなかった。今季はレギュラーシーズン84勝78敗で第6シードに滑り込み、ギリギリのところでポストシーズン進出を達成。惜しくもワールドシリーズでレンジャーズに敗れたものの、球団創設4年目で世界一となった2001年以来22年ぶりのリーグ優勝を成し遂げた。

ヘイゼンGMはワールドシリーズ開始前、ロブロ監督について「彼はいつも素晴らしい監督だ。クラブハウスでも素晴らしい仕事をしており、選手たちとしっかり関係性を築いている。監督と選手の関係性は新しいレベルに到達しているように思う。7月中旬から8月にかけて、苦しい戦いが続いたときも、彼はチームのコントロールを失わなかった。しっかりチームを管理していたし、それが今の躍進につながっていると思う」と話していた。選手からの信頼も厚いロブロ監督に契約延長が与えられたのは当然のことだと言えるだろう。

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