ポステコグルー監督のトッテナム、2人退場なのにハイライン戦術がやばい!衝撃のオフサイドトラップがこれ 「見たことねぇ」「カミカゼサッカーだ」(動画あり)

アンジェ・ポステコグルー新監督のもとでプレミアリーグ2位につけるトッテナム。

7日に行われたチェルシーとのダービーに1-4で敗れたが、その戦いぶりが話題になっている。

スパーズは2人の退場者を出したほか、前半に2人が負傷交代するなど厳しい展開だったが、9人になった後も引きこもることなく前に出続けたのだ。

それを象徴するようなこのシーンも現地で話題になっている(動画7分50秒から)。

すでに9人になっていたスパーズが仕掛けたオフサイドトラップは失敗に終わったが、ほぼ全員がハーフラインに並ぶ光景はすごい…。

『Sky Sports』で解説したジェイミー・キャラガーは「これまでに見たなかで一番お気に入りの映像(笑)バック7だ」と興奮を隠せず。

さらに、「見ている誰もがいかれてると思っただろうね。でも(天才的だったし)惜しかった。あのGK(グッリェルモ・ヴィカーリオ)もセンセーショナルだった。よくスイーパーGKが話題になるが、あんなのは見たことがない。彼は大発見だ。トッテナムは9人で何とかしようとしていた。奇策だったね。アリーゴ・サッキやフランコ・バレージにも見て欲しい。これまで見たこともないものだったから」とも話していた。

そのヴィカーリオは今季、エンポリからやってきた27歳のイタリア人GK。

元豪州代表GKマーク・シュウォーツァーも「彼はものすごかった。チームとともにハイラインでプレーしたが素晴らしかった。シーズン当初は彼のことを疑っていたが、今日はすごかった。彼は私が間違っていたと証明したよ」と絶賛しており、敗れたものの名を上げたようだ。

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海外の掲示板でも「カミカゼサッカー!」、「自殺的なハイラインだが、チェルシーは相当手こずった」とスパーズのハイライン戦術は話題になっている。

試合後にポステコグルー監督は「(9人でもハイラインだったが)それが自分たちだ。私がここにいる限りはそうあり続けるだろう。もし、5人になってもやる」と豪語していた。

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