雨・落ち葉で車輪空転のJR山陽線 始発から運転再開 広島

JR山陽線で6日、列車の車輪が空転し動けなくなったため、一部区間で終日、運転を見合わせましたが、7日は始発列車から通常通り運転を再開しました。

JR西日本によりますと、6日午後3時半ごろ、JR山陽線、東広島市の八本松駅と広島市の瀬野駅の間で、雨や落ち葉のため列車の車輪がレールの上を滑って前進できない状態になりました。

係員が滑り止めの処置をし、午後4時過ぎには一度、運転を再開しましたが、再度、車輪が空転し動けなくなったため、順次列車の運転を見合わせました。

この影響で西条駅と瀬野駅の間は終日、運行がストップしました。

列車内に取り残された人
「親に連絡して迎えにきてもらいます。久しぶりに遅延が来たからだいぶきついですね。疲れているので。学校帰りだと」

6日夜は、JR瀬野駅から発車した代行バスに多くの人が並びました。

車輪の空転により在来線のダイヤは大きく乱れ、最大3時間近い遅れが発生し、およそ2万5000人に影響が出たということです。

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