首位インテル、2位ユヴェントスは手堅く勝利 ミランはウディネーゼに敗れ公式戦4試合未勝利|セリエA 第11節 結果まとめ

写真:チーム2点目のゴールを決めたラウタロ・マルティネス

11月3日から6日にかけて、セリエA第11節の10試合が行われた。

首位インテルはアウェーでアタランタと対戦。33分にバンジャマン・パヴァールが左ヒザを痛めてマッテオ・ダルミアンと交代するアクシデントに見舞われるが、そのダルミアンが相手GKに倒されて得たPKをハカン・チャルハノールが決めて40分に先制する。57分にはラウタロ・マルティネスがコースを狙ったシュートを決めて追加点。直後に1点を返されたが、その後の相手の猛攻を耐え抜き2-1で逃げ切りに成功した。

フィオレンティーナとの“因縁の対決”に挑んだユヴェントスは、10分に左サイドからのクロスをファビオ・ミレッティがニアサイドで合わせて先制に成功。その後はフィオレンティーナに何度もチャンスを作られたものの、GKボイチェフ・シュチェスニーを中心とする堅守でしのぎ、逃げ切りに成功した。

ミランはホームにウディネーゼを迎えての一戦。お互いにチャンスを作りながらもフィニッシュの精度を欠いてスコアレスで推移する中、60分にウディネーゼのダビデ・カラブリアがペナルティーエリア内で足をかけられて倒されPKを獲得。ロベルト・ペレイラが冷静にキックを沈め、この1点が決勝点となってウディネーゼが勝利を収めた。ミランはこれで公式戦4試合勝ち星なしとなった。

ボローニャ vs ラツィオの一戦は、スコアレスで迎えた後半開始早々、ジョシュア・ザークツィーからのラストパスを受けたルイス・ファーガソンが冷静にゴールを決めてボローニャが先制。これが決勝点となった。ラツィオの鎌田大地はベンチスタートとなり、終盤から出場した。

レッチェと対戦したローマは、72分に先制を許したものの、終盤に反撃。後半アディショナルタイムにサルダル・アズムンとロメル・ルカクがゴールを奪い、逆転勝利に成功した。サレルニターナとのアウェーゲームに挑んだナポリは、13分にジャコモ・ラスパドーリが先制ゴールを奪うと、終盤にはエリフ・エルマスが追加点。2-0で勝利を収めている。

モンツァはロレンツォ・コロンボの2ゴールなどでエラス・ヴェローナに3-1と勝利。カリアリはジェノアとの競り合いを制し、2-1で勝利を収めた。フロジノーネはエンポリに、トリノはサッスオーロに、それぞれ2-1で勝利している。

◉セリエA 第11節 結果
ボローニャ 1-0 ラツィオ(ハイライト動画)
サレルニターナ 0-2 ナポリ
アタランタ 1-2 インテル(ハイライト動画)
ミラン 0-1 ウディネーゼ(ハイライト動画)
エラス・ヴェローナ 1-3 モンツァ
カリアリ 2-1 ジェノア
ローマ 2-1 レッチェ
フィオレンティーナ 0-1 ユヴェントス(ハイライト動画)
フロジノーネ 2-1 エンポリ
トリノ 2-1 サッスオーロ

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