シュクリニアルがミラノ帰還… 古巣インテルについては多くを語らず「起きたことは過去のこと」

シュクリニアルがミラノに帰還[写真:Getty Images]

パリ・サンジェルマン(PSG)のスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル。古巣インテルについては多くを語らなかった。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

今夏インテルからPSGへフリー移籍したシュクリニアル。昨シーズン開幕当初はインテルでゲームキャプテンも務めていた屈強なセンターバックだが、中盤戦ごろからPSG行きが確実視され出すと、自身のケガもあってチームの中心からフェードアウトし、後半戦は殆どプレーしなかった。

そんなシュクリニアル、新天地PSGで不動の定位置を築くなか、7日には敵地でチャンピオンズリーグ(CL)グループF第4節・ミラン戦が控えており、久々のミラノ帰還ということに。前日会見では慣れ親しんだスタジアムへの思い入れも語っている。

「サン・シーロ(スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ)に戻ってこられて素晴らしい気分だよ。ここでプロキャリア初のタイトルを獲得し、素晴らしい数年間を過ごした。今はPSGのユニフォームを着ているけどね」

「ドンナルンマ? 何かを心配している様子はないよ(笑) 世界最強のGKの1人だろう? 素晴らしい経験値を持っており、明日も100%集中しているはずだよ。ただ、このスタジアムを味方につけるチームが強いのは当然。試合に直接的な影響を及ぼしてしまう」

酸いも甘いも経験したスタジアムの特別感を思い出した様子のシュクリニアル。一方で、古巣インテルの最高経営責任者(CEO)を務めるジュゼッペ・マロッタ氏に関し、「インテル退団に際して何か言われたか?」と問われると、論争を呼ばぬよう、落ち着いて対応した。

「今日僕がここにいるのは、明日の試合(ミラン戦)のため。トラブルや論争を巻き起こしたくないんだ。起きたことは過去のことだし、それはインテル側も同じ感覚だろう。今日話すことじゃないのは確かだ」

「僕は何度もミラノ・ダービーを経験してきた…インテリスタはミランが負けると今回も喜んでくれるかな?」

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