11月3日から6日にかけて、ラ・リーガ第12節の10試合が行われた。
前節レアル・マドリードとの「エル・クラシコ」に敗れたバルセロナはアウェーでレアル・ソシエダと対戦。右ウイングで先発出場した久保建英にとってはアカデミー時代を過ごした古巣との対戦となった。ホームのレアル・ソシエダが終始、優勢に試合を進め、久保も再三にわたってチャンスを作ったが、スコアレスのまま終盤へ。迎えた後半アディショナルタイム、バルセロナはロナルド・アラウホがヘディングシュートを決め、これが決勝点となった。
レアル・マドリードは直近7試合無敗の難敵ラージョ・バジェカーノとホームで対戦。序盤から攻め込む展開を作ったがゴールが奪えず、時間が進むにつれてラージョ・バジェカーノが守備に比重を置くようになったこともあって両チームともにゴールは奪えず、スコアレスドローに終わった。
オサスナとのアウェーゲームに挑んだジローナは、16分にイバン・マルティンのゴールで先制しながらオサスナのアンテ・ブディミルに2点を奪われ、一時は逆転を許す。しかし終盤にかけて3ゴールを奪い返し、4－2で勝利。レアル・マドリードをかわして単独首位に立った。
ラス・パルマスとのアウェーゲームに挑んだアトレティコ・マドリードは、75分までに2点を奪われる苦しい展開に。83分にアルバロ・モラタが1点を返したものの、あと1点が遠く、1－2で敗れた。ベティスは2－0でマジョルカに勝利。セルタ vs セビージャは1－1の引き分けに終わった。
アラベスはアルメリアに、バレンシアはグラナダに、それぞれ1－0で勝利。ビジャレアル vs アスレティック・ビルバオはニコ・ウィリアムズとイニャキ・ウィリアムズの兄弟がともにゴールを挙げるなどアスレティック・ビルバオが30分までに3点をリード。ビジャレアルも終盤に2点を返す追い上げを見せたものの、そのままタイムアップを迎え、アスレティック・ビルバオが3－2で勝利を収めた。ヘタフェは前半終了間際に退場者を出したものの、終盤にボルハ・マジョラルがゴールを奪い1－0でカディスに勝利している。
◉ラ・リーガ 第12節 結果
ラス・パルマス 2－1 アトレティコ・マドリード
オサスナ 2－4 ジローナ
ベティス 2－0 マジョルカ
セルタ 1－1 セビージャ
レアル・ソシエダ 0－1 バルセロナ
アラベス 1－0 アルメリア
バレンシア 1－0 グラナダ
ビジャレアル 2－3 アスレティック・ビルバオ
レアル・マドリード 0－0 ラージョ・バジェカーノ
ヘタフェ 1－0 カディス
