5か月ぶりに訓練再開してわずか1日で再び中止 陸自の射撃場 隊員が”中指立て”防衛省が事実と確認

発砲事件以来およそ5か月ぶりに訓練が再開された岐阜市の陸上自衛隊の射撃場。

隊員の問題行動により、訓練はまたも中止になりました。

岐阜市の陸上自衛隊日野(ひの)基本射撃場ではことし6月、自衛官候補生だった男が隊員3人を死傷させる発砲事件を起こし、以来、訓練は中止されていました。

訓練は11月6日に再開されましたが、名古屋の守山駐屯地所属の20代の隊員が報道陣に中指を立てるなどの不適切行為があり、訓練は、7日再び中止になりました。

陸上自衛隊の聞き取りに隊員は「冗談半分で軽い気持ちでやってしまった」と話しているということです。

(木原稔 防衛大臣)
「報道の記録映像を本人に見せつつ確認を行ったところ、これは事実であるということを確認をいたしました」

木原稔防衛大臣は7日の会見で「不適切な行為を行った隊員がいたという事実は大変遺憾だ」と述べ、厳正に対処する考えを示しました。

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