マンネリの原因と男性たちの本音。気をつけたい2つのポイントとは

彼との間にマンネリムードを感じると、「私たちはもう終わりに近づいているのでは」と考えて悩んでしまう女性は多いはずです。

意外にもそんな気配は突然感じることが多いようで、

「ドライブ中、音楽が途切れてシーンとしてしまいました。それで『私たちって会話がないんだ』と気づき、なんだかショックでした」(28歳・女性)

と、このような何気ないシチュエーションで気がつくようです。

この記事では、付き合い始めの気持ちを取り戻すために何をすべきか紹介します。

どうしてマンネリになるの?

1: 彼が安心しきっている

「遊び相手の女性から『マンネリだね』と言われたことはありません。オシャレな店で飲んだり、刺激的だったりするからですよね。

でも、本命彼女には素の自分を出したいから、一緒にダラダラ過ごすと『つまんない』と不満そうなんです。いずれ結婚してもいいと思ってるんですが……」(27歳・男性)

このように、男性は本命と遊びで、過ごし方をこのように変えているのです。これは「自分の部屋で過ごせる相手はいない。だからその女性が大切に決まっている」ということなのです。

男性は交際後1~2年たつと、くつろぎや癒しが幸せだと感じるようになります。自然な流れでだんだんと夫婦のような状態になっていきますが、女性にはそれが不満になるのです。

「それは『楽しくしよう』って努力を彼がしてないから、大事にされてない気がするんですよ」(23歳・女性)

という意見にあらわれているように、女性は恋愛の最終ゴールの“結婚”までずっとロマンチックを望むため、マンネリを恐れているのです。

2: 尽くし系はマンネリになりやすい

「彼女は部屋の掃除や料理など、家事全般をやってくれました。『しなくていいよ』と言っても『やりたい』と言われて……。半年くらいはよかったけれど、だんだん関わりが面倒になりました」(32歳・男性)

そこで、友達や会社の同僚とひんぱんに遊ぶようになったそう。最初は彼女を誘いましたが、「私と一緒にいるより男同士の付き合いを取るの?」と泣かれたので、しばらくして別れたのだとか。

尽くすタイプの女性は二人きりを望むため、おのずと二人だけの時間が長くなります。

やることや話すことがなくなり、早々にマンネリに陥りやすいようです。

3: 彼女が気を抜きすぎる

「付き合ってしばらくしたら、ドアを足で開け閉めしたり、風呂のついでにバシャバシャ洗濯物を足踏み洗いしたり。おしとやかな彼女がおばさん化したのでガックリしました。

『彼女だからどんな姿も許される』という考えが嫌になって別れました」(33歳・男性)

二人の関係が、男性がマンネリだと感じてないときは、むしろ安心できるいい状態のとき。

ところが、男性がマンネリを感じてしまうと、もっと極端に心が離れてしまうようです。ということは、彼がマンネリだと気づかぬうちに対策を練るべきかもしれません。

マンネリを解消するには?

1: 待ちの姿勢をやめてみる

「デートはいつも彼からの連絡待ちで、私は家で待っていました。私のほうが夢中だったから、彼は安心していたようです。

でも、それでは私のほうはいつも連絡待ちで退屈で……外出の用事を増やしたら、内面やファッションにも変化が出てきて、彼は焦り出しました」(23歳・女性)

このような対策で、今までと立場が逆転して彼のほうが積極的になったそう。

彼から、いろんなメッセージが入るようになり、 デートも工夫してくれるようになりました。彼と新しい関係になれたのですね。

2: 連絡を減らす

おはようの挨拶や、決まった時間に送る日課のメッセージをやめてみましょう。決まった時間に届くより、不意に届くメッセージのほうが相手にとってはサプライズ感があります。

同じ時間に同じような内容のメッセージは何のときめきもなく、心も揺さぶりません。慣れとは怖いもので、それを「つまらない、面白くない=冷めた」と感じることもあるのです。

どうでもいい内容のメッセージは送らないようにし、頻繁に連絡をしないこと。即レスせず、少し時間をあける。日課メッセージもやめ、連絡事項だけにしてみます。

「何かあったのかな」と彼に思わせた瞬間に、マンネリムードは吹き飛ぶでしょう。

いくらお付き合いをしている間柄でも、すべてを見せあったり相手に合わせすぎたりしていると、急速に新鮮さが失われていきます。

まずは「自分自身が好かれている」という自信を持って、関係に上下がつかないように行動してみると◎。

ある程度ミステリアスな部分を残しつつ、彼との付き合いを楽しんでみましょう。

(mimot.(ミモット)/ たえなか すず)

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