ベリンガムCLブラガ戦メンバー入りも、前日練習では一部のトレーニングを未消化

写真:11月5日のラージョ戦で肩を痛めたベリンガム ©Getty Images

今夏にレアル・マドリードに加入後、8、10月のラ・リーガ月間MVPに輝く活躍をみせるイングランド代表ジュード・ベリンガムは、11月5日に行われたラージョ戦にて、開始早々の前半9分に肩を負傷した。治療後にピッチに戻りフル出場を果たしたものの、終始負傷した左肩をかばいながらのプレーを余儀なくされた。

11月8日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ、ブラガ戦での出場が危ぶまれたが、ベリンガムは無事にメンバー入りを果たした。しかし、怪我の状態は深刻ではないものの、万全な状態ではないという。ブラガ戦前日記者会見にてカルロ・アンチェロッティ監督が明かしている。

「明日ベリンガムがプレーするかは分からない。今日チーム練習をこなしていたということは、プレーする準備が出来ているということだ。順調に回復しているし、練習でみせた動きも良い感触だが、衝撃を避けるために全てのメニューは消化できていない。明日彼と話し合い、決めるつもりだ」

明日の試合で勝利すれば、グループリーグ2試合を残して決勝トーナメント進出が決定するだけに、ホームゲームで勝利を狙いに行くことに疑いの余地はない。しかし、このタイミングでの無理を押しての出場は、長期離脱を招く可能性があるだけに、慎重な話し合いの元出場の可否が決まるだろう。

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