プロ野球ドラフト会議で阪神から育成1位指名された富山GRNサンダーバーズの松原快投手(黒部市出身)が7日、高岡市の高岡商工ビルで、畑山俊二統括スカウトや筒井和也アマスカウトから指名あいさつを受け、「阪神は競争が激しいチーム。強い中継ぎ陣の一角に入れるように頑張りたい」と意気込んだ。
松原投手は最速156キロの力強いストレートとスライダーやシンカーが武器。2022年にサンダーバーズに入団し、西村憲投手コーチ(元阪神)指導の下、筋肉量を増やし、変化球を磨いてきた。指名あいさつで畑山スカウトは「持ち前のハングリーさを発揮し、競争を勝ち抜いてほしい」と期待を寄せた。
岡田彰布監督が「道一筋」と記したドラフト会議のIDを受け取った松原選手は「支配下を勝ち取って日本一の連覇に貢献したい」と力を込めた。サンダーバーズから阪神に入団し活躍する湯浅京己投手にも触れ「一緒の試合で投げる『富山リレー』を実現したい」と述べた。
11月中に仮契約し、12月の入団会見に臨む。