8日(水)の天気 冷える立冬の朝 朝は上着必須だが日中は広く晴れて快適な陽気 北日本の天気も回復へ

 きょう8日(水)は、北日本の太平洋側と、関東から西日本にかけては晴れる見込み。北日本の日本海側や北陸の天気も回復に向かい、午後は晴れ間の広がる所が多くなりそうだ。けさは、西日本で今季一番の冷え込みの所があるなど、全国的に冷える朝となっているが、日中は快適な陽気の所が多くなる見込み。

季節外れの暑さおさまり、日中は快適な陽気に

 きょうは暦の上では冬の始まりとされる「立冬」。きのう7日(火)は、東京で100年ぶりに11月の最高気温の記録を更新するなど南関東を中心に時季外れの暑さとなったが、けさにかけて全国的に冷たい空気に入れ替わっている。
 午前5時の気温は、内陸を中心に一桁まで下がっている所が多く、西日本でも霜が降りるくらいの冷え込みとなっている所がある。きのうの朝に比べて大幅に低くなっていて、さらに、今夜は、関東や北日本などで昨夜よりも冷える見通しなので、朝晩は秋冬物の上着を着用するなど、防寒を意識した服装選びが必要だ。

 最高気温は、関東から西日本で22℃前後の所が多く、沖縄・奄美をのぞいて、きょうは25℃以上の夏日地点はない予想。日中は長袖一枚で快適に感じる陽気となりそうだ。北陸や東北南部は16℃から18℃くらい、風が弱まり、日差しが戻れば暖かく感じられる見込み。東北北部や北海道は、日中も肌寒いままとなりそうだ。

晴れて洗濯日和 北日本も午後は広く晴れ

 高気圧に覆われて、関東から西日本は一日を通して晴れる見込み。風も穏やかで洗濯日和だが、11月に入って日没時間も一段と早くなってきているので、外干しの洗濯物は夕方前には取り込むようにしたい。
 北日本や北陸の天気も回復に向かう。日本海側を中心に朝のうちまで雨の残る所があるが、午後は広く晴れて、強い風も弱まってきそうだ。

(気象予報士・海老原美代子)

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