新酒ワインの瓶詰め始まる 富山県南砺市のトレボー、12日の収穫祭で発売

瓶詰めされた新酒の白ワインにラベルを貼るトレボーの従業員

 富山県南砺市立野原西(福光)のワイナリー「トレボー」で7日、自社栽培ブドウで醸造した新酒ワインの瓶詰め作業が始まった。12日にトレボーで開く収穫祭で発売する。

 9月初旬に収穫した「シャルドネ」を使った白ワイン。こくがあり、さわやかな酸味に仕上がった。

 この日は機械で瓶に詰めた後、従業員らがラベルを貼っていった。白ワインは「立野原プリムール2023」の名称で約1700本を販売する。

 中山安治社長は「病害虫もほとんどなく、大変良い出来。純南砺産ワインは約3万本作る予定にしており、楽しみにしてほしい」と話した。

 同社は今シーズン、全体で約20種計4万5千本を生産し、大半は来年以降に販売する。

機械で瓶詰めされた白ワインに表示用ラベルを貼るトレボーの従業員
機械で瓶詰めされた新酒の白ワイン

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