初白星でCLグループ3位浮上のミラン指揮官「選手たちはやるべきことをやった」

CLでようやく勝利を得たステファノ・ピオリ監督[写真:Getty Images]

ミランのステファノ・ピオリ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での勝利を喜んだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

ここまでCLで勝利がなく、先週末のセリエAでも敗北を喫したミランは、7日に行われたグループF第4節でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦。前節完敗を喫した相手にいきなり失点を許す立ち上がりとなったが、すぐさまFWラファエル・レオンのバイシクルシュートで同点に。その後は拮抗した展開が続き後半に入ると、FWオリヴィエ・ジルーが50分に決めた逆転弾を最後まで守り切り、2-1で勝利した。

今季ようやくCL初勝利を飾りグループ3位に浮上したピオリ監督は、求められる姿を見せた選手たちを称えつつ、グループ突破に向けて今夜のクオリティを維持したいと意気込んでいる。

「(先週末の)ウディネーゼ戦は我々にとって最悪のパフォーマンスの一つだったが、魂と根性で対応した。並外れたチームを相手に、全員で並外れた努力をしなければならないことを理解し、やるべきことをやったのだ」

「選手たちの努力と素晴らしいパフォーマンスを称賛しなければならない。これがグループにとって重要な試合であることは理解していた。次はホームでドルトムントと戦うことになる」

「監督があれこれ言うより、チームがお互いに話し合うほうがより効果的なことが多い。直近の我々はエネルギッシュさ、決定力、集中力が足りていなかった。私は彼らに資質や能力を思い出させ、このような夜をファンに与えられると伝えたよ」

「私はいつもこういうミランを見たい。残念ながら、ウディネーゼ戦ではやり方を間違えてしまった。PSGはいいプレーをしていて、ボールもキープしていた。我々としては、より多くのゴールを決めるチャンスがあったと思う。このグループに入ったとき、私は最終戦までもつれると言ってきた」

「ラファ(レオン)は常に今夜のような基準に達していなければならない。彼はチャンピオンになれる選手だが、そのためには彼が毎試合、そのレベルでプレーする強い意思があるかにかかっている」

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