CL2敗目で混戦に巻き込まれるPSG…ルイス・エンリケ監督「残り2試合は2つの決勝戦だ」

CL敗戦を振り返るPSGのルイス・エンリケ監督[写真:Getty Images]

パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での敗戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

前節の勝利でCLグループ首位に立ったPSGは、7日に行われた敵地でのグループF第4節のミラン戦でも、開始早々にセットプレーからDFミラン・シュクリニアルのゴールで先制。しかし、その直後に失点すると押し込む展開を作りながらもなかなか勝ち越し点を奪えず、後半立ち上がりに逆転弾を許してしまったチームは、チャンスを得点に結びつけられないまま1-2で試合を終えた。

CLグループ2敗目を喫してグループ2位に転落したルイス・エンリケ監督は、パフォーマンス自体に特別な問題はなかったと強調しつつ、大混戦となっているグループ突破のためにはファンの力も必要になると訴えている。

「今日は少々クレイジーな試合だったと思う。我々の試合の入りはとても良く、ゴールを決めることもできた。ただ、コントロールを失う瞬間もあり、打ち合いのような局面に入ってしまったと思う。我々はそういう場面でも強いチームだが、それは相手も同じだ」

「我々はチャンスを作り続け、再びリードを奪うチャンスもあった。ウスマーヌ(・デンべレ)には明確なチャンスがあり、キリアン(・ムバッペ)にもチャンスはあったと思う。試合は非常に均衡したものであり、どちらに転んでもおかしくなかった」

「グループ最後の2試合は間違いなく2つの決勝戦になるだろう。今日もそうだったがね。ドルトムントの結果によって、我々はもし勝っていれば突破がほぼ決まっていたからだ。だが、まぁ、ここは死のグループさ」

「チームにとっては、ファンの応援が必要になるだろう。今日、多くのファンが我々を応援してくれたのは、本当に重要だった。我々はこの応援に対して、結果で恩返しがしたいと思っている」

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