上五島高の新制服“候補” 笑顔あふれるファッションショー 3年生がお披露目

候補の新制服で、ポーズを取る生徒たち=上五島高体育館

 長崎県立上五島高(和田亮一校長、236人)は2025年度、制服を刷新する。このほど同校であった県立佐世保特別支援学校高等部上五島分教室との合同文化祭「橄欖祭(かんらんさい)」で、候補となっている制服の「ファッションショー」があり、3年生がモデルとなってお披露目した。
 上五島高の現在の制服は男子は詰め襟の学生服で女子はセーラー服。10年度に採用された。制服の変更は同校のイメージアップや機能性、経済性の向上が目的。制服メーカー3社から提案されたのは、ブレザータイプが主体の八つのプランで、女子もスラックスを選べる。
 会場となった体育館では、ステージで3年生がポーズを取ると、観覧の生徒から歓声が上がるなど、笑顔あふれるショーとなった。モデルをした浦田陸都さん(17)は「詰め襟と違ってブレザーは冬は胸元が寒いかも。ショーは楽しかった」、道津宙(そら)さん(18)は「セーラー服も好き。サンプルのブレザーは着やすかった。後輩がどれを着るのか楽しみ」と話した。
 同校は保護者らと協議をしながら、新制服を決める。

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