長崎の「白い鉄火巻」を発信! 東京で全国すし組合商品発表会 地域色豊かな商品次々と

「白い鉄火巻」(左)と「長崎にぎり」

 全国のすし職人が地域の食材の魅力を伝える「全国すし連組合企画商品発表会」が7日、東京都内のホテルで開かれ、長崎県からは県産のハマチなどの白身を使った「白い鉄火巻」など自慢の品が出品された。
 全国すし商生活衛生同業組合連合会(東京)が主催。傘下にある本県のすし商生活衛生同業組合(木本太市理事長=タイチ寿司店主)など16組合が参加し、組合ごとに趣向を凝らした商品を披露した。
 本県からは「白い鉄火巻」と、県産のヒラマサ、イカ、エビなどを使った「長崎にぎり」の2品を発表。白い鉄火巻はマグロの代わりにハマチやブリ、ヒラマサの白身を芯に巻き、身の締まったプリプリした食感が特長という。
 木本理事長と調理を担当した長崎市のすし店「まさる」の中本修二店主が登壇し内容を説明。木本理事長は「(地元では)白い鉄火巻をちゃんぽん、皿うどんに続く観光の目玉にしようと取り組んでいる」などとアピールした。
 ほかにも「三陸寿司」(岩手)「飛騨牛にぎり」(岐阜)「ひたん寿し」(大分)など地域色豊かな商品が次々と発表された。

出品作を紹介する木本理事長(右)と中本店主=東京都新宿区、京王プラザホテル

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