猫があなたに「頼みごと」をしているときの4つのサイン　見逃さず気づいてあげて

1.「ニャー」としつこく鳴く

猫が高くも低くもない声で「ニャー」というはっきりした鳴き方をするときは、飼い主さんに「頼みごと」があるときです。猫と暮らしているともっとも聞かれる鳴き声です。猫的には「ちょっとお願いがあるんだけど」という感じでしょうか？

愛猫が「ニャー」と話しかけてきたときは、以下のようなことが考えられます。

とくにしつこく繰り返して鳴くときは、猫的にせっぱ詰まっている可能性があります。なにか問題がおきていないか確認してあげましょう。

猫が前足で飼い主さんのひざや腕をトントンと叩く「ちょいちょい」と呼ばれる行動。「ねえねえ」と話しかけているようでとってもかわいらしいですよね。

猫のちょいちょいには、さまざまな意味がありますが、そのひとつに飼い主さんへの催促があります。

たとえば以下のような場面で多く見られるでしょう。

猫の気持ちとしては「あのぉ、聞いてます？」や「ねえってば！」という感じなのかもしれません。もしかすると「さっさとやってよね」と文句を言っている可能性もありますが。

なんとなく気配を感じて振り向いたら愛猫に見つめられていたという経験はありませんか？猫が飼い主さんをジーッと見つめてくる理由はさまざまですが、なんらかの頼みごとがあって訴えている可能性があります。

たとえば「お腹が空いたからご飯がほしい」「おやつが食べたい」といったことが考えられるでしょう。また遊び好きの猫の場合は「いっしょに遊んで欲しいな」と訴えているのかもしれません。

もしこのときに、愛猫が目を細め見つめていたら好意的な気持ちで「甘えたいな」と思っている可能性があります。目を細めてゆっくりとまばたきをする、優しく撫でるなどしてあげましょう。

猫が大好きな飼い主さんの足元をウロウロしながらついてくる。そんな経験をしたことはありませんか？

理由はいくつか考えられますが、そのひとつに「頼みごと」があります。飼い主さんに注目してもらい、要求を聞いてもらおうとアピールしているのです。

猫によっては、足元をウロウロするだけでなく、飼い主さんを「ジーッ」と見つめながらついてくることもあります。合わせ技で必死にアピールをしてくるなんて、よっぽど困っているか、せっぱ詰まっているのかも？助けてあげたくなりますね。

猫はしてほしいことがあるときに、信頼できる人間に頼みごとをします。猫が頼みごとをする際には、さまざまなサインを出してアピールしてきます。

もし「しつこく鳴く、ちょいちょいする、見つめる、ついてくる」などの様子が見られたら、なにか頼みごとがあるのかもしれません。

忙しいときもあるかもしれませんが、少しだけ手を休めて愛猫に気持ちを向けてあげましょう。頼みごとを解決できれば、愛猫の信頼度がアップするかも？