上高根沢小に飛来...「さらなるご縁期待して」バルーンリリース 川崎市生田小と創立150年つながり

児童たちの願いを込め、一斉に放たれた風船

 【高根沢】今年4月、川崎市生田小の児童が創立150周年で飛ばした風船が校庭に舞い降りた上高根沢小で8日、「さらなる縁が広がれば」とバルーンリリースが行われた。同校の学校運営協議会とPTAが協力した150周年記念イベントの一環。

 両校は風船と創立150周年のつながりで今年9月、5年生がお互いの学校をオンラインで紹介するなど、交流を深めている。

 記念イベントは児童79人と地域住民約30人が参加した。校庭で作った人文字をドローンで撮影した後、全員で風船を飛ばした。「上高根沢小創立150周年記念」と学校の連絡先などのメモを付けた風船は、阿久井克清(あくいかつきよ)校長の合図で一斉に上空へ。児童は「頑張ってね」「きれい」などと声を上げながら見送った。

 4月に校庭で風船を見つけた5年斎藤昊希(さいとうこうき)君(11)は「今度は生田小まで届くと楽しいかも」と期待を込めた。

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