滋賀県守山市は11月8日、マイナンバーカードの交付手続きでミスがあり、市民2人がマイナポイントを受け取れなかったと発表した。市は2人分のポイント相当額計4万円を賠償する。
市によると、9月下旬に家族2人のマイナンバーカードでマイナポイントの申し込みができなかったとして、女性が市役所を訪れた。確認したところ、5月下旬にカードを交付した際、職員が本来行うべき暗証番号の設定処理をしていなかったことが分かったという。
カードは使用不能となったため再発行したが、9月末のマイナポイント申請期限に間に合わず、市は女性とその家族に謝罪した。市民課は「正確な事務処理を行うよう職員へ周知徹底を図る」としている。